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紀里谷和明の映画監督としての評価は?金持ちのボンボンの道楽なのか? [芸能]

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映画監督の紀里谷和明さんの
自身監督作品3作目となる
『ラスト・ナイツ』が2015年秋に
公開されるそうです。

イメージ1270.jpg

ハリウッドの名優モーガン・フリーマン、
やクライヴ・オーウェンら豪華キャスト
が出演する映画として話題を呼んでいる
本作品ですが、果たしてどんな映画に
なっているのか、公開が待ち遠しいです。


さて、紀里谷さんというと、
宇多田ヒカルさんの元夫。
宇多田ヒカルさんのPVを
紀里谷さんが手がけたことが
きっかけで2002年に結婚しました。
(2007年に離婚しています)

本名: 岩下和裕(いわしたがずひろ)
生年月日: 1968年4月20日(47歳)
出生地: 熊本県球磨郡あさぎり町
職業: 映画監督



ウッチャン(内村光良)は
幼稚園の同窓生という紀里谷さんは、
中学二年の時に渡米し、
ニューヨークのケンブリッジ高校に進みます。
ここで、映像、写真、デザイン、
音楽などを学んだあと、
1987年にはパーソンズ大学環境デザイン科に進学。
しかし大学を2年で中退。
21歳の時にデザイン会社を設立するもうまくいかず、
暗黒の時代が5年間も続いたそうです。

26歳の時にある音楽雑誌の写真の
仕事がきっかけで、
その後次々と写真家としての仕事が
増えていきます。

写真家としてだけではなく、
映像作家としての評価も高く、
宇多田ヒカルさんはじめ、
多くのアーティストの映像作品を手掛けています。

宇多田ヒカルの

「traveling]

イメージ1268.jpg

「SAKURAドロップス」

イメージ1269.jpg

のPVの映像は衝撃でした。




 映画監督として



写真家、映像作家として
成功してきた紀里谷さんでしたが、

2004年には、映画監督としてデビューします。

2004年に1作目「CASSHERN」
2009年に2作目「GOEMON」を制作し、
そして2015年秋公開の3作目「ラスト・ナイツ」
とこれまで3本の映画を撮ってきました。

ここで映画監督紀里谷和明の
過去の2作品についてちょっとみてみます。

1作目「CASSHERN」は、
圧倒的な映像美と豪華キャスト、
6億円もの製作費を掛けて臨んだ結果、
興行収入は、15.3億円。

邦画1本の平均的な製作費は、
3億~5億円と言われているらしく、
それを上回る製作費を掛けて、

15.3億円はとても微妙な数字。

奥さんの宇多田ヒカルが主題歌を歌い、
豪華キャストで固め話題にはなったが、
期待外れの結果に終わりました。

ちなみに、
日本の歴代興行収入ランキングは、
1位『千と千尋の神隠し』で304億円
2位『タイタニック』で262億円
3位『ハリーポッターと賢者の石』で203億円、
4位『ハウルの動く城』で196億円
5位『もののけ姫』で193億円

だそうです。
これらの数字にはとうてい及ばず、
とても成功とはいえませんでした。

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また、この映画はかなり酷評されました。
アマゾンレビューでは以下のような意見が・・・

「テーマが時代遅れ」
「監督の自己満足的な映画」
「全てが中途半端」
「脚本がダメ」 
「予告編の方が面白い」
「ビジュアルだけ」
「テーマ説明しちゃうのはありえない(観客が考える余地なし)」
「ストーリーに追いつけない」
「ほとんど宇多田ヒカル効果」
「これは映画ではない」

などとかなり厳しい評価が多く、
ひとつひとつの映像はすばらしいのだけど、
それらをつなげれば映画になるというもんじゃない
などと、映像作家としては及第点でも、
映画監督としての評価は高いとは言えないようです。


また、2作目の「GOEMON」は、
1作目より高い制作費8.5億円を掛けて、
興行収入は14.3億円とこちらも
はっきり言ってイマイチでした。

こちらも1作目と同じで、
映像に力を入れた作品になり、
なんとロケなしのオールCGという作品だそうです。

この映画もまた酷評の嵐で、

「俳優を使う意味がない」
「ファイナルファンタジーの実写版か?」
「監督として1作目から何の進歩もしてない」

などと、自身の映画監督としての
評価をまた下げる結果になってしまいました。


また、この映画「GOEMON」は、
紀里谷和明監督自身が完成保証した
日本で唯一の映画として知られている。

完成保証とは、
決められたスケジュール通りに映画を
完成させることをコミットし、
更に、予算をオーバーした際には
その分を補てんしたり、
完成しなかった場合には資金提供者に
返還する等の処置を講じるというものらしい。

通常完成保証は、完成保証会社が保証するもので
けっして個人で保証するものではないという。
この映画が企画の段階からひどいもので、
完成保証会社がこれを拒否したということなんでしょうか?

何れにしてもこの映画にかんしては、
紀里谷監督自身で完成保証をしています。


映画が完成しなければ、
自身が各方面へ保証をしなければならず、
もしそうなれば、必要資金は数億円にのぼるでしょう。


映画を撮るってお金がかかるんですよね。
北野たけし、さだまさしなど芸能人が
映画とることがありますが、

北野たけしなんかは、映画を撮るために
バラエティーの仕事をしていると言ってます。
北野たけしのバラエティーで稼ぐ
年収は10億円~15億円と言われてます。
さだまさしだって、映画製作に自身の
財産をつぎ込んでいて借金が凄いと
聞いたことがあります。

紀里谷さんも同じように、
自身の財産をつぎ込む覚悟だったんでしょう。
でも、
紀里谷さんてそんなにお金持ちなのでしょうか?
写真家、映像作家としては売れていましたが。


実は、紀里谷さんは実家がお金持ちなんです。

なんでも地元、熊本で最大のパチンコチェーンの御曹司だとか・・・。

パチンコチェーン、モナコパレスや銀馬車を
運営する岩下兄弟株式会社の社長の息子さんなんだそうです。
2014年の売り上げはなんと約1200億円!!

そこのオーナー社長の息子なわけだから、
まあ金持ちですね。

じゃないと、
中学2年で渡米したり、
1年間の学費が500万円以上する高校に入ったり、
21歳で会社立ち上げたり出来ないですよね。

なんか納得しちゃいました。

映画一本コケても痛くもかゆくもない、
まさに“金持ちの道楽”ではないでしょうか。


1作目の「CASSHERN」、
2作目の「GOEMON」、
と2作品とも失敗に終わった紀里谷さんですが、
3作目「ラスト・ナイツ」は果たしてどうなんでしょうか?
また“金持ちの道楽”で終わってしまうのでしょうか?

今回の「ラスト・ナイツ」は、
前作までのCGを前面に押し出した作風
とは違って、映画らしい映画になっているらしいので、
少し期待しています。公開になる秋が待ち遠しいです。

それでは最後までありがとうございました。

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