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藤田伸二騎手の引退理由とされるエージェント制度とは?? [スポーツ]

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「藤田18人で競馬すれば審議無し」
と言われるほどフェアな競馬をする騎手だったそうです。

競馬会のアニキこと、藤田伸二騎手がこの度引退を表明し、
たくさんのファンに惜しまれながら競馬界を去ることになりました。

イメージ1438.jpg

名前: 藤田伸二(ふじたしんじ)
出身地: 北海道新冠郡新冠町
生年月日: 1972年2月27日(43歳)
身長: 158cm
体重: 50.kg
血液型: O型


歴代8位のJRA通算1918勝の記録を持ち、
特別模範騎手賞も2度獲得している非常にフェアな競馬をする騎手で、

24歳の若さでフサイチコンコルド
日本ダービーで勝利しその名を世に知らしめた。
このレースでは、武豊が乗るダンスインザダークの
勝利が決まったと思った瞬間、
外からまさに音速のごとく差し、見事逆転勝利しました。

このレースをきっかけに、
“武キラー”の異名を持つことになったそうです。


競馬の実績もさることながら、
歯に衣着せぬ物言いなどが魅力的で、
藤田騎手を「アニキ」と呼ぶたくさんのファンがいたそうです。

なんでも、酒とたばこが大好きで、
特にたばこは、
中学2年のときから競馬学校時代
を含めて一日も切らしたことがないそうです。



そんなアニキの直筆の引退メッセージがこちら↓

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9月6日札幌競馬最終日にて騎手人生25年間に終止符を打つことに決めました。数年前からエージェント制度の強調により、騎手の腕など関係なく成績に偏りが生じて地方や外国人ジョッキー主体の流れが強くなりました。そうすると一生懸命に調教を頑張っている連中の活躍の場もなくなり、乗るチャンスも減り昔のように ピリピリとして切磋琢磨な勝負の世界には程遠い環境になっているのが事実であります。エージェントによりリーディングの順番が年頭から決まっているような世界。何が面白いのか?
2、3年前から疑問を抱くようになり、競馬に対するモチベーションが無くなっていました。ですが私を応援してくれていた少数のオーナーさんのお陰で今日まで乗り続けてきましたが、これからダラダラ続けてもファンの皆様に落ちぶれたと思われるのも不甲斐ないし、いつまでも競馬会にしがみつきたくないのが本音です。騎手になって良い事、悪い事と沢山ありました。競馬会にも迷惑かけました。だから引退する時はサッと居なくなるつもりで決めてました。早いうちに発表してしまうと1000勝以上してる私は引退式を行わなければならないと思ったし、正直、私の性分じゃありません。競馬会に一切未練はありませんし、今後は時間に振り回されず自分の好きな事をして生きて行こうと思ってます。
今まで沢山のファンの皆様に応援して頂いたことは私の財産でもあり感謝の気持ちで一杯です。また違う形で恩返ししたいと思ってますので、どこかで逢いましょう。
最後になりますが、静かに引退する事は俺らしいでしょ。
本当に25年間、有り難うございました。
藤田伸二

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さて、今回の藤田騎手の引退、
本人はその引退理由を、
エージェント制の導入により、
競馬へのモチベーションが低下したこと。
と言っています。


そもそもそのエージェント制とはどんなものなのか?

昔は、騎手が自分で騎乗依頼や乗り馬
の選定などを行うのが普通でしたが、
レースに集中したいといいう目的から、
そういう難しい作業を専門紙の記者
などに委託する制度の事らしいです。

藤田選手にも植木靖夫という
専属エージェントがついていたそうですね。

しかし、その専属エージェントだった植木靖が死去。
その後、藤田騎手の成績は急降下することになったのです。
植木さんは、非常に顔が広く、エージェント界のトップに
君臨する小原氏に次ぐ力を持っていたとされています。
一流の馬を回してくれた植木氏の死去後は、
藤田騎手はG1制覇どころか、重賞制覇もなくなり、
成績は低下するいっぽうでした。

そして藤田騎手は、強い力をもったエージェントが
ついているいる一部の騎手だけが強い馬に乗れる
現状に疑問を投げかけ続けていたそうです。

また、自身の著書では、
競馬で勝つには騎手の腕は関係ない、とか
ディープインパクトなら誰でも勝てる、
などと、競馬に勝つにはいかに強い馬に乗れるか
に掛かっていると言っていおり、
今の競馬界は有力なエージェントと
契約することが出来るかどうかで決まってくると言っています。

半分ほんとで半分冗談のような事を言っていますが、
もちろん騎手の実力ってのもありますが、
強い馬に乗れるかどうかって重要なんですね。


さて、そんな藤田アニキ、
今後は故郷の北海道で、競馬カフェ?なるものをオープンさせるそうです。
café bar favori(カフェバーファヴォリ)というカフェだそうです。

イメージ1440.jpg


エージェント制度を批判をしてきた
藤田騎手の今回の引退によって、
エージェント制度の見直しへ向けて
一石を投じたことは間違いないと思います。

藤田騎手自身ジョッキーを引退して自由な身になり、
今後ますますにエージェント制批判が加速するのではないでしょうか?
注目です。



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それでは最後までありがとうございました。
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